ヨットライフの楽しみ方についての区別で,のんびりセーリングやヨット上でのパーティ等を楽しむブルーウォーター派と,ヨットを速く走らすためのチューニングやヨットレース参加に楽しみを求めるレース派とに基本的に分かれます.
 なかにはヨットを持っていることだけで満足しているのか,ほとんどハーバーへ顔を見せないオーナーも少なくありません.こういうのは,持て余し派or見せびらかし派?(でっかいプラモデルだな〜ウチに置けなくて海に浮かべてのか
 小生の周りにはヨットは浮かぶ宴会場で,ついでに釣りやセーリング,も一つついでにたまにはレースもという平和的な8,9割方ブルーウォーター派のヨットマンが多いようです.

 自分は学生時代,クラブ合宿のメシに関してはただ飲み食うだけの役立たずでした.
 つまり,料理番としては人間のエサが作れないので失格,へんなものを食べても反応がないので毒味役にもならない,飲んだり食ったりの延長で皆が雀卓を囲んだりダベッたりしている時にはその横で早くから夢の世界・・・Zzz Zzz
 で,当然のごとくヨットでも飲み食いが主で,調理はヒト任せ,釣りよりは昼寝です.
 レースはディンギーでもやりますが,つき合いみたいなもので参加することだけに意義を見出す主義を通しています.



 「美州」グループにおいては七人中二人が"料理なら任せてチョ"ですが,他五名についてはハシ,フォーク以外は手にせず,食べるだけの人です.
 したがって,この二人とも乗っていない時はカップラーメンかパン,良くてもコンビニ弁当というわびしい食生活になります.しかし,それでも誰も不平・不満をもらすことはありません.なんでかいうと,何か言うと"そいじゃアンタ作ってくれョ"となるから・・・
 しかし,かと言ってあとの五人が"全く役立たずのウ○コ製造器?"というと決してそうではありません.お飲み物が切れた時なんか即,誰かが上陸します.買い出し労務を押し付け合うなんてことは絶対にありません.
 それに,全員の合議による代表オーナー,経理担当の他にも,ヘルムスマン(操舵手),エンジニア(機関士),カーペンター(船大工),ソムリエもどき(酒の味きき)と誰言うことなく自然と役割が割り振られています.料理人にしても,一人は魚料理が得意で割烹"美州"の板長,もう一人はレストラン"BISHU"のシェフという感じです.
 いないのは通信士くらいのもの・・・ これはかなり高級なアマチュア無線機を積んでいるにもかかわらず,誰も興味を示さないからです.
 小生も無線の免許だけは取りました.この試験はまっ黒日焼けの漁師のオッさん,デカポンの若いおばちゃん,ガキも多数で,しかも落ちる心配あるわけないと,これまで受けた多くの試験のなかで一番楽しいものでした.
 Fig.出航前夜,中央作ってくださる方
  回りはただ飲み食い騒ぐだけのその他大勢.
  (ドンチャン騒ぎを抑えようとする者は・・・ いるわけありません)

大衆酒場"美州" Open 0:00〜24:00
 営業時間無制限,したがって終電もカミさんへの言い訳も関係ないオールナイト宴会です.
 けどネ〜ほどほどにしとかんと,明日は二日酔いと船酔いでまた地獄のクルージングになるヨ.
 ---と,いっくら言っても懲りないのがいるんだよ
 飲む前はいつも「今日は早く寝よぅ」と自分ばかりか皆にも言い聞かせながら,1時間もしないうちに「まぁ,えぇがネ,明日は明日の風が吹くでヨ〜」と他の者までドロ沼へ引きずり込むヤツがそれに簡単に引きずり込まれるヤツも


 記:Dec.-1991